「ジャ・リートの奇妙な状況」

ジャ・リートの奇妙な状況

我々の民がヒストから離れて生まれることは非常に稀だ。我らはとても現実的な意味でヒストの一部なのだ。そこから離れて生まれることは、大事な何かをなくして生まれることだ。人生のほとんどの間、治癒師として仕事をする中で、この問題は理論的な可能性として常にあった。ジャ・リートが来て、現実になるまでは。

奴隷として生まれたが、彼はパクトと奴隷解放以来良くやってきた。ダンマーと結婚までした。両親を所有していたナルシスの家の娘と。そうした結びつきは個人的に不快感を持って見ているが、明らかに不利な立場にありながら社会で交流していく彼の能力を雄弁に語っている。

確かにアルゴニアンの社会で彼は不利だ。彼は社会的な手がかりであり、我らのほとんどが当然のこととしている筋肉や尻尾の微妙な動きを読めない。他の種族の感情を読みにくいことはしばしばあるが、ジャ・リートは仲間のアルゴニアンにさえその問題を抱えている。話される言葉に耳を傾けるが、その声音には無頓着だ。確かにヒストから離れて生まれたために、ヒストに感情的な直感を奪われたのだ。

彼はじわじわ湿地にエルフの妻を連れ帰った。彼女は誰にも歓迎されないが、彼の社交性を引き出したのは彼女だ。彼がどう考えているのか学ぼうとする中で、貴重なことだった

生き生きとしたヒストの木に近づけば、他の者たちが当然持つ直感をジャ・リートが獲得するため、役立つかもしれない


///メモ///
シャドウフェンのじわじわ湿地
ドミニオン軍に襲撃され、クリスタルで捕らわれた村人を救出し、フェイネ・ヴィルダンの夫のジャ・リートを探すクエストに関係する日記

ジャ・リートの奇妙な状況


「フェイネ・ヴィルダンの日記」

フェイネ・ヴィルダンの日記

薄明の月28日

ジャ・リートが出て行くと言った。私の元からではない、正確には。ブラック・マーシュへ行くのだ。生まれてから一度も行ったことはない。でもどうやらファル・クソクという名の者がそこで助けてくれるらしい

彼は途切れ途切れに、自分がどんなふうに壊れてしまったと考えているか話してくれた。私は今のままで愛していると言った。問題じゃないと

彼は私を見て、そのことで一度でも傷ついたことがあるか訊ねた。私はうなずくしかなかった

「それなら話は違う」と彼は言った。「問題だ」

私は泣いた。彼も泣いた。私たちはそれ以上何も言わずにベッドへ行った

恵雨の月19日

今日じわじわ湿地に着いた。私たちのための家が用意されていた。本当はジャ・リートのために……私のベッドはなかった。私たちが共有していたものを捨てて来たことをジャ・リートに怒った。父の奴隷制大農園を引き継ぎ、健全な商売にするまで何年もかかった。集落にダンマーとアルゴニアンの結婚を受け入れてもらうにも、何年もかかった

これで振り出しに戻った。トカゲ女は私を彼の「友人」と呼んだ。妻という言葉は使わない。私は彼女をある名前で呼んだ。彼女がその言語を話せるとは思わないけれど、要点は理解していた

その後

ドミニオンがシャドウフェンに到着した。ここの人々が心配だ。ダンマーの村人は侵略のための訓練を受けていた。ここは…彼らは勇敢だけど、武器を持っていない。私たちは危険だ。

私がジャ・リートに出て行くように頼んだけれど、自分は良くなっていると彼は言う。あなたは元気だと思うと伝えた。自分が元気かどうか勝手に決めるなと、ぴしゃりと言い返された


///メモ///
シャドウフェンのじわじわ湿地
ドミニオン軍に襲撃され、クリスタルで捕らわれた村人を救出し、フェイネ・ヴィルダンの夫のジャ・リートを探すクエストに関係する日記


フェイネ・ヴィルダンの日記

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