「マッドクラブの変わりやすい性質」

マッドクラブの変わりやすい性質

最初に記録されて以来、タムリエルでよく見られるマッドクラブは常に、狂暴で危険ではあるが、丈夫な熊手があれば平凡な農民にでも撃退できると記述されてきた。マッドクラブのキチン質は錬金術師のいくつかの学派によって珍重され(私自身は決して使わないが)、またその肉はタムリエルの一部地域、特にモロウウィンドでは珍味とされている。

その性質から言って、マッドクラブは自分の川や小川、浜辺を、自分たちの縄張りにとっての脅威と見られるものから守ろうとする。マッドクラブは密集する傾向にあり、恐れることなく近寄る者を攻撃し、自らの戦闘能力について過剰な自信を持つ。怒ったマッドクラブを追い払うことができるのは、弓矢か斧の狙いすました一撃だけである。

ビョルサエの海辺にいる個体を研究していた時、私はここ数カ月における奇妙な傾向に気付いた。通常であればマッドクラブに気づかれないよう気をつけて進む必要があり、そうしないと検体を殺さなくてはならなくなるのだが、最近では接近して観察できるようになり、それどころか甲殻を撫でても反応しないのである。

先週、私はマッドクラブの集団の真ん中に座り、妨害を受けることもなく、離れた場所からの研究では見逃しやすい細部を熱心に記録した。しかし、マッドクラブは完全に無害ではない。直接に刺激されれば反応するのだ。私は熊が1匹をこじ開けようとした時、群れ全体が仲間を守ろうとやって来て、熊を退散させたのを観察した。

マッドクラブたちは私に気づいていると確信している。知らないからではないのだ。うち1匹はこっちにやって来て、触覚を私の手に走らせさえしたのだ。まるで私のほうが研究されているみたいではないか!いったい何が変わったのだろう?繁殖期なのだろうか?水の中に何か、彼らの行動に影響を与える成分でもあるのだろうか?忙しい時期が影響しているのだろうか?さらなる発見のために、観察を続けるつもりである。


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「ドゥルーに関するメモ」

ドゥルーに関するメモ

これらのメモが少々乱雑でしたら申し訳ありません、教授。教授が何か有益なものを見つけるかも知れないので何も削除したくなかったのです。

―2つの明らかに異なる種:陸ドゥルーと水ドゥルー。

―2つともかつてはエボンハートのヴァーデンフェル全域と周囲の水域にありふれていた。ここ数世紀に渡り追い出され、現在では孤立地帯にのみ生息している。

―一部の報告書は、陸ドゥルーに2種類あると主張しており、一方で他の報告書はそれが一種の生き物の雄と雌の型だと主張している。

―伝説は「文明化した」陸ドゥルーのコロニーについて述べており、それはおそらく食料の在庫としてマッドクラブの群れを育てていた。

―これらのコロニーはまた、石塚家屋および建造物を建てていたとされている。

―今日においては、こういった進歩したドゥルーの習性に関する証拠は何も存在しない。

―ドゥルーは雑食動物で、エルフの肉を食べているのが目撃された。

―ドゥルーは自身の体を通してある形の雷撃エネルギーを注ぐ能力を有する。ほとんどの学者が、これは自然適応であり、まったく魔法ではないという意見で一致している。

―陸ドゥルーの甲殻は生まれつき頑丈で、一般的な武器によるほとんどの攻撃を屈折させられる。

―言語やコミュニケーション能力は知られていない。

―巣作りの習性は文書により十分に立証されていないが、陸ドゥルーは卵を泥ですっぽり覆うことが分かっている。水ドゥルーの巣作りや産卵行動については何も分かっていない。

―一部の漁民は、陸ドゥルーの卵をその生物の泥の巣から収穫することで知られているが、それは明らかにかなり危険な仕事である。

これが十分な情報であれば、明日はネッチの研究を始めます。


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「ボルガの島の獣ガイド」

ボルガの島の獣ガイド

ミストラルの狩人、ボルガ・グラブール著

タムリエル中の獣が貿易船に持ってやって来る。楽して儲けようとしている人々は、この島を故郷と呼ぶ。弱い獣から強い獣まで、どこにいるか、どうやって勝つか、食べられるのかどうかを説明する


スキーヴァー

北部から来た巨大な鼠。群れで行動する。肉はシチューに向いている。非常に筋が多い

砂の下の穴に住んでいる。浜辺でキャンプをする?良い考えではない。水が来ると、スキーヴァーも一緒にやって来る。岩の上でキャンプする方が良い。固い地面の上で

小型の虎のように飛び跳ねる。回転することもある。走っていると思う?だまされてはいけない。ボルガに片手がないのを疑問に思ったことはないか?これが理由だ。しっかり立つこと。盾を持っていたら、両手を残すために、盾の準備をしておくこと



アリット

脚のついた口。歯でくるんだものは何でも食べる。脚が運ぶ場所へはどこでも行く

肉は固く、くさい。時々中毒を起こす

単独で行動する。羊のように簡単な獲物を狙う傾向がある。一箇所に集まったら?サンダーバグの巣を襲う

アリットは?みついて攻撃するが、脚はもっと危険である。しゃがんだ時は身を守ること!高く飛ぶ



サンダーバグ

他の生物から離れて暮らしている。山の尾根の下の木の近くの柔らかい土に巣をつくる。卵を生み、近付くものから守っている。卵は食べると甘く、ゾクゾクする

名前は噛まれた時のショックからつけられている。遠くからでもショックを与えることができる。もしショックを与えようとしてきたら、止めるまで頭を殴ること!

他の虫より大きい虫もいる。小さな衝撃を与える球を吐き出し、空から雷を呼ぶ。こうなったら逃げることを勧める。天気とは戦えない



ジャイアントスネーク

滅多に見つからない。小さなボートを食べていることもある。泳いでいるのを見つけた?陸に向かうこと。捕まったら、引きずり込まれてしまう

私は陸でしか戦ったことがない。死が近づくと、とぐろを巻く。傷が塞がりはじめる。これを見た時は、逃げて振り返らないようにしているし、そうすることを勧める

ボルガの島の獣ガイド

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